こんにちは、今回は『魔法少女まどか☆マギカ』のご紹介です。
このブログでのアニメの紹介記事ははじめてになります。
それではしばしお付き合いください。
はじめに
私はこれまで、厨二要素が多いロボット系アニメしか見てきませんでした。
しかし、まどマギを観て一般のアニメも見るようになりました。
まどマギの魅力といえば、やはりストーリー展開の素晴らしさです。
見る前は「可愛らしいキャラクターが世界を救う」感じのアニメだろうと思いました。
可愛いキャラクターが華麗に変身して、敵を倒し、和解してハッピーエンド……。
と思いきや、かの有名な3話が終わった時に期待を裏切られました。
現実世界的(ダーク)な展開に、もう一度タイトルを見直しました。。
可愛いタイトルに反して中身がダークな世界観に惹かれ、一番好きなアニメになり、いろんなアニメが好きになったきっかけでもあります。
「緊張と緩和」を知ったアニメでもいえるかもしれません。
きっかけ
まどマギをきっかけに、現在制作中のアニメを作り始めました。
まどマギの話からは少し逸れるのですが、2019年7月にオカリナのコンサートをしました。
人生初のコンサートで、とても感動しました。
もっとコンサートに出てもっともっと感動したいと思ったのですが、音楽に精通していない私には限界がありました。
そこで、オカリナを使って人を魅了したいと考えた私は、好きな趣味である「アニメ×オカリナ」で何かできないかと考えた時に、オカリナをメインにしたアニメ制作を思いつきました。そして行動に移しました。
アニメが好きになったきっかけであるまどマギは、表は可愛いタイトルなのに中身は残虐なシーン満載な、とんでもなくダークなファンタジーでしたが、物語としてはとても美しく感じました。
地味なオカリナも、美しいストーリーで音楽に興味がない人でも興味を持ってもらえれば……という願いが込められているのが現在制作中の『Old Timber〜エクスカリバーの奏者〜』です。
内容
まどマギの内容としては、多くの方がご存知でしょうから長くは語りませんが、願いを叶える代償に「魔法少女」に選ばれた少女たちが、「魔女」と呼ばれる人類の敵と戦うことになる過酷な運命を描いた作品です。
主人公は優れた魔法少女になれる可能性を持ちながらも、傍観者として物語へ関わっていく「鹿目まどか」です。
メインキャラクターとしては少ししか出てこなかったにも関わらず有名キャラクターになっている「巴マミ」、まどかの友人である「美樹さやか」、さやかのライバルとして出てくる「佐倉杏子」、そしてまどかが魔法少女になることを阻止しようとしている孤高の魔法少女「暁美ほむら」。
暁美ほむら
私はこの暁美ほむらが一番好きなキャラクターで、ネタバレになりますが時間遡行することができ、まどかを魔法少女にしないために何度も何度も時間を戻し、辛い運命に幾度も立ち向かうことになります。
最初は悪者・ライバルのように描かれているほむらですが、物語が進むごとに印象が変わっていき、実は物語本編の時間軸とは違う未来から来た人物で、その未来で魔法少女だったまどかが「私を魔法少女にしないで」と頼んだことが明かされます。
まどかとの約束を守るために辛い時間遡行を何度も行うほむらの精神力には感動させられました。
見どころ
第10話〜最終話クライマックスまでが特におすすめで、私はノンストップで見ました。
魔法少女が絶望したとき魔女となるシステムを知ったまどかは、「全ての魔女を、生まれる前に消し去りたい」と願い、すべての宇宙、過去と未来の魔女を消し去る代わりに自身が魔法少女になることを選びます。
それは宇宙の因果律への反逆であり、まどかは魔法少女どころか神となることになります。
そしてまどかは存在自体が消え「円環の理」という概念へと存在を変化させます。
そのまどかの選択と行動に、私は心から感動しました。
まどマギとOld Timber
このように、魔法少女まどか☆マギカは私にとっての原点と言えるアニメ作品です。
まどマギとの出会いがなければ、私はアニメ制作を始めなかったでしょうし、今でも厨二的ロボットアニメを見ていたかもしれません。
そんなまどマギを作ってくださった方々には感謝しかありません。
そして、私はまどマギのような美しいストーリーのアニメを作ることを、ここに改めて誓います。
私が作っている『Old Timber〜エクスカリバーの奏者〜』が誰かにとっての『魔法少女まどか☆マギカ』になりますよう、心から祈っています。